歯周病の治療後には歯ぐきが下がって見える? - スタッフブログ

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2020/09/09
歯周病の治療後には歯ぐきが下がって見える?

 

 

 

 

こんにちわ、スタッフの佐藤です^^

 

 

 

  

今回は、歯周病の治療後についてお話しします。

 

 

 

よくあるご質問で、

「歯周病が進行していて治療を受けることになり、

歯医者で「今は歯ぐきが腫れていてわかりませんが、治療後は歯ぐきが下がって見えるようになります。」

と言われました。そんなものでしょうか?

 

 

 

とのことですが、

歯ぐきの治療を終えて歯ぐきの腫れが治ると、歯ぐきが下がることがあります。

 

これは、いわば、「治療の後遺症」で仕方がないものなんです。

 

 

むしろ歯を失わない段階で治療ができたことを、前向きに考えて頂ければと思います。

 

 

 

 

歯ぐきが下がる一番の原因は、歯周病の進行による「顎(あご)の骨の破壊」です。

 

歯は土台となるあごの骨に埋まるように生えています。

 

そして歯をぐるりと囲むあごの骨にかぶさるように歯ぐきが付いています。

 

 

歯周病が進行すると少しずつあごの骨が破壊されて、溶けて沈んでいきます。

 

 

いわば、"地盤沈下"の状態で、これに伴いあごの骨に付着している歯ぐきも一緒に下がっていくのです。

 

 

また、歯周病で起こる歯ぐきの炎症も、歯ぐきが下がる一因です。

 

炎症が続き歯ぐきの組織が破壊されるとその付着力が低下し、あごの骨や歯からはがれやすくなります。

 

 

歯周病は悪化して痛みや出血があり歯科に駆け込むときは大抵、

歯ぐきが腫れて歯にかぶさるように盛り上がっているからです。

 

その様子は健康な歯ぐきのようにも見えます。

 

 

ですが、これは極めて病的な状態なんです。

 

 

歯ぐきの炎症は歯周病菌が体内に侵入するのを防ごうとする体の反応で、

病原菌を撃退するために、白血球などが毛細血管を通じて

歯周病菌のいる歯ぐきに集まります。

 

 

 

すると血管が充血して太くなるので、歯ぐきが腫れ、赤く見えるようになります。

 

 

 

集まってきた白血球からは、細菌を殺す炎症性物質が盛んに産生されます。

 

 

この炎症を放置すると痛みや腫れはさらに悪化し、膿なども出て歯周病がさらに悪化します。

 

 

 

そのため、治療では歯周病菌の塊であるプラークや歯石(プラークが石灰化したもの)を徹底的に取り除きます。

こうした処置と患者さん自身の治す力により歯周病菌の活動が治ると、歯ぐきの腫れは消失します。

 

 

 

しかしこの結果、歯ぐきはあごの骨の位置にまで沈むので、歯周病が進んであごの骨が溶けて

減っている場合、治療前に比べて大きく歯ぐきが下がって見えるのです。

 

患者さんによっては、歯の根(歯根)が見える位置まで下がり、

歯と歯の隙間が目立つようになることもあります。

 

 

歯周病治療で歯ぐきが下がることは、現段階の技術では残念ながら避けられません。

 

「治療の後遺症のようなもの」と考えていただくと良いと思います。

 

 

歯を抜かなくても良い段階で治療できたことをむしろプラスに捉え、

今後定期的メンテナンスへ通院して今ある歯を最大限残していけるようにしていきたいですね^^

 

 

 

 

 

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